<福島県>の葬儀のしきたり等がありましたら教えてください

回答者：渋川　晃次（株式会社　JAいわき市協同サービス 所属）

●入棺・納棺に際しまして、魔よけの縄を使用し、耳や腰など身につけて入棺に臨みます。豆腐を食べる所もございます。納骨にはご近所等、組内の方々も参加する事が多いです。

回答者：葬祭部部長　葬祭ディレクター1級　小林　進（株式会社　神保 所属）

"会津地方では、葬儀がメインで通夜には身内のかたと親しいかたのみで行う（葬儀に参列できないので通夜に参列するかたも含む）というのが、他の地域との一番の違いです。
他の地域のかたが戸惑うのが、通夜に受付が無い事と、参列者が少ない事です。
葬儀当日も、受付をするのに記帳所がなく、香典を渡すと返礼品を渡されるだけである事。
精進落としは、（お斎、３日７日、夕食使いなどと言います）事前にお使い状を渡されたかたのみの出席で、出席するかたは、あらかじめ飲食代を含む金額を香典にお包みすること。
（例、一般のかたは、５０００円で招待を受けたかたは１００００円）
精進落としの会場での受付等はありません。
　葬儀に関しては、御柩を安置しての葬儀であって、火葬後の骨葬はほとんどありません。（社葬などの密葬・本葬の場合は別）
・通夜日　午後から夕方に納棺→（ご詠歌）→通夜式
・葬儀日　葬儀・告別式→火葬→（ご詠歌・跡祈念）→精進落とし
　　※納骨は、３５日か４９日で。"